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「戦前」はいかにして始まるか?~史料が語る、戦争に拍手したメディアと国民~

満州事変が軍部の自作自演だとわかっていながら報道しなかった新聞社ー。

メディアと軍部の共犯関係ー。内閣情報局による情報統制、そして国民の戦争歓迎ムード。

 

「あばれはっちゃく」など痛快な人気児童文学作品を多数世に出す一方、「ボクラ少国民」シリーズなどを執筆してきた、児童文学者の山中恒さん。山中さんは、大衆がいかに戦争に参加させられたかを検証する著書を精力的に著わしてきました。装置がそろって戦争に向かっていった歴史を、山中恒さん自ら収集された戦前・戦中の貴重な史料をもとにひもときます。今現在、何が起きているのかも視野に入れて、語り合いましょう。

 



史料提供とお話:山中恒さん(児童文学作家)

「あばれはっちゃく」など痛快な人気児童文学作品を多数世に出す一方、「ボクラ少国民」シリーズなど大衆がいかに戦争に参加させられたかを検証する著書を精力的に著わしてきた。「新聞は戦争を美化せよ」(2001年 小学館)、「少国民戦争文化史」(2013年 辺境社)、「アジア・太平洋戦争史」(上下巻 2015年 岩波現代文庫)など、日本の戦争とその中における政府の情報機関と報道機関の役割についても数々の著作を発表している。

 

■日時12月7日(月曜日)18:30~20:30(開場18:00)

■会場:日比谷コンベンションホール(大ホール)

■住所:東京都千代田区日比谷公園1-4(旧・都立日比谷図書館)

■交通:東京メトロ 丸の内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」C3・B2出口より徒歩約5分

都営地下鉄 三田線「内幸町駅」A7出口より徒歩約3分

東京メトロ 千代田線・日比谷線「日比谷駅」 A14出口より徒歩約7分

■参加費:無料

■主 催:日隅一雄・情報流通促進基金

■共 催:NPJ/ファシズムと言論研究会

■問合先:東京共同法律事務所 03-3341-3133

 

チラシは下記からダウンロードできます。

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「戦前」はいかにして始まるか?チラシ.pdf
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