16日シンポの出演者変更のお知らせ

12月16日のシンポジウムにジャーナリストの金平茂紀さんにご報告をいただく予定でしたが、急な出張取材日程のため当日はシンポジウム会場に来ることが困難となったとのことで、ご丁寧なお詫びの言葉を付して欠席のご連絡を頂きました。

 

金平さんのお話を楽しみにされていた皆さまには申し訳なく、心からお詫びいたします。急遽、ジャーナリストとして、スノーデン氏にインタビューし、近著「スノーデン監視社会の恐怖を語る」の著者として、監視社会に厳しい警告を発しておられる小笠原みどりさんをお招きし、海渡弁護士の治安維持法と特高警察、隣組に関する報告に続いて、小笠原さんから現代の世界と日本の監視システムについてご報告いただき、梓澤弁護士にも加わっていただき、三人で戦争のできる法と社会についてパネル討論をすることになりました。興味深い討論にしたいと考えておりますので、是非、多くの皆さまのご来場をお待ち申し上げます。

政府は、広範な市民活動が検挙の対象となりうる共謀罪法案の国会提出を検討しています。また自民党憲法改正案には緊急事態宣言条項が盛り込まれています。2013年12月に成立した特定秘密保護法につづいて、今後ジャーナリズムや市民活動への監視と規制が強まることが懸念されます。過去の戦争はどんな法と社会の中で遂行されていったのかを踏まえつつ、いま何が起きているのか、そして私たちに何ができるのかを一緒に考えましょう。

 

日時:12月16日(金)18:30〜20:30(開場18:00)

会場:日比谷図書文化館大ホール(東京都千代田区日比谷公園1−4)

講演「海渡雄一(弁護士)

パネルディスカッション

コーディネーター:梓澤和幸(弁護士)

パネリスト:小笠原みどり(ジャーナリスト)

      海渡雄一(弁護士)

講師:小笠原みどり さん

 (ジャーナリスト・カナダ在住)

 

 朝日新聞記者を経て、2004年、米スタンフォード大でフルブライト・ジャーナリスト研修。現在、カナダ・クイーンズ大学大学院博士課程在籍。監視社会 批判を続ける。共著に『共通番号制(マイナンバー)なんていらない!』(航思社)、共訳に『監視スタディーズ』(岩波書店)。近著に「スノーデン、監視社会の恐怖を語る 独占インタビュー全記録 」(毎日新聞社出版)